2. 経営計画策定支援業務
経営計画策定支援は、策定した経営計画が画餅に帰さぬよう、策定プロセスを重視します。職員の方々とのディスカッションを取り入れ、職員の方々の計画に対する思い入れ、認識を強めていくとともに、計画の実現性を高めていきます。
- (1) 経営分析 …「1.経営分析支援業務」に記載する内容に同じ
-
キックオフ 計画策定方法・スケジュールの説明 など
- 経営分析(現場アンケート・ヒアリング)
- 自院の状況把握
- 方向性(方針)の検討
中間報告 現状分析の結果、それを踏まえた今後の方針に関する報告
- (2) 計画策定
-
- 方針に基づく戦略(目標、課題、アクションプラン)の検討
→院内職員で構成したWGを設置し、それによる協議を進める
- 推進体制の構築
- 収支シミュレーションの構築(根拠となるアクティビティデータも整理)
最終報告 仕上がった計画を共有
- 職員自らが立案したアクションプランが成果物として表れる。達成感とともに、アクションプランの遂行に対する責任を実感。
実行性のある経営計画とするために重要となる3要素
- 現場職員によるディスカッション
方針設定を行うためのプロジェクトチーム、現場課題に対する解決策を検討するWG等を編成し、其々がスムーズに動いていくように、メンバーの人選に関するアドバイス、協議用資料(ディスカッションペーパー)の提供などご支援いたします。
- 策定プロセスを重視したコンサルティング(プロセスコンサルティング)
扱いの分からない現場でくすぶっている意見というものはどの病院においても存在します。方針・目標を立てていけば、その意見が何と因果関係があり、どのように処理していくのが良いかが明確になるケースもあります。或いは、単にコミュニケーションの問題で、他部署と話をすれば、解決につながっていくこともあります。現場のディスカッションにコンサルタントが参加することで、意見・議論を整理していくことができます。
- 現場職員が持つ価値観
「良い医療」を提供すること、そのためには経営も大事であること、職員がこれらに関して一定の理解をしている場合、計画策定は概ね良好に進むと考えています。
経営分析・経営計画策定フロー